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[大戦略パーフェクト3.0講座] - 2015.12.12 - 爆弾を積むと足(航続力)が短くなる

いつも見ている大艦巨砲主義!にこんな記事がありました。

F-35戦闘機の戦闘行動半径1300㎞ってなんか長くね

色々気になりますが、私が注目したのはここです。

F-16C(機内燃料3.2t+600ガロン増槽×2(3.6t)+Cockpit Tank(1.0t))=7.8t(2000ポンド爆弾×2本)1296km(Hi-Hi-Hi)
http://i.imgur.com/HM2OXcY.jpg

爆弾積んでもこんなに飛べるんですね。Hi-Hi-Hiだから高めの高度ですが、それでも約1296㎞って凄いです。しかも2000lbs爆弾x2でですからね。ここでふとある疑念が過りました。前々から大戦略やってて「おかしいな」と思っていたんですが、「爆装したけどドロップタンク(増槽)付けないの?」です。

大戦略では戦闘機から攻撃機等爆弾を積むと移動力、燃料が減ります。移動力は分かりますが、爆弾積んでそこまで足(航続距離)が減るのはどうかのかなぁ、と常々思っておりましたが、上記の記事は良い考察を呼び起こしてくれました。

イカロス出版の戦闘機年鑑2009-2010(古いとか言わない)によるとF-16Cの航続距離は710nm(海里)で、この時の燃料は機内燃料3.9t+増槽x2(1.4x2=2.8t)です。これを上記と比較すると機内燃料がイカロス版では3.9tとあり、上記にある様に爆装時は同3.2tとコクピット下燃料が1.0tなのでそれをプラスすると3.8tと比較にはとても良い感じになりますね。しかし増槽を考慮すると、空対空装備6.7t(3.9t+2.8t)、爆装時7.8t(3.2t+3.6t+1.0t)と比較するにはちょっとあれですが、何とか検証対象となれるデータとなりますよね。イカロス版では迎撃任務とあるので、前者は空対空装備だと考えられます。で、ここから大戦略パーフェクト3.0のF-16Cで検証してみたいと思います。

Pack1 空対空装備
行動半径:710nm(海里)=710x約1.8km=1278㎞ 燃料90 移動力13

Pack2 対地攻撃装備
前述より1296㎞ 燃料80 移動力12

実際は同じ距離を飛んでるのに大戦略では10も燃料が減ってますね。けど戦闘行動範囲はほぼ同じに。所が抱えてる爆弾を考慮するともっとおかしな事に。

大戦略での誘導爆弾、1000lbs爆弾はともに火力4なので同じものと考えられ、それをF-16Cは爆装時に2発装備しています。上記の2000lbs爆弾x2の今回の実際の装備と比較すると、半分の重さでしかありません。となるとF-16Cは誘導爆弾x4まで搭載しても良い筈で、さらに航続距離は同じでも良いとなりますが、まあ、爆弾に関してはゲーム的な誤差と考えましょう。ここで空対空装備時の重量を出してみます。

Pack1
AIM-120 AMRAAMx2 161.5kgx2=333kg
AIM-9L サイドワインダーx4 85.3kgx4=341.2㎏
合計674.2㎏

ここで各ミサイルの搭載数が2倍となっていますが、大戦略では実機と比較して2発を1発に何故かしています。F-4EファントムⅡで見ると実際はAIM-7Fスパローx4+AIM-9Lサイドワインダーx4なのに大戦略では各2発になっています。その他の機体を比較しても空対空ミサイル1/2倍説は多々見受けられるので、ここでは2倍とします。では爆装時はどうかというと…

Pack2
誘導爆弾(1000lbs爆弾)x2=1000x0.453㎏x2=453㎏x2=906㎏

成程、空対空装備時(674.2㎏)と対地攻撃装備時(906㎏)を比較すると、当然重くなった後者は航続距離が落ちるのは当然と考えられます。が、実際はお分かりの様に2000lbsを2発(2000x0.453=906㎏x2=1812㎏)積んでも航続距離が変わりません。そしてどちらの装備でも増装を装備しています。そうなると速度低下は理解出来ても爆装して足が短くなるのではありませんよね。「実機とゲームは違うから」。確かにその通りです。今回のは重箱をつつくようなものです。が、ここで更なる疑念が。確かに対地攻撃時は足が短くなるとしても、現実では増槽で補っています。となると大戦略では増槽を付けていないデータを参考にしていると考えられます。これっておかしくないですか?

ここである状況を想定して今回の件を検証してみましょう。とある戦場に飛行場である功撃地点Aと攻撃目標地点Bとあり、その距離は1000㎞離れているとします。ここで航空機(F-Xとします)の航続距離は2000㎞(片道1000㎞)で、Bまで行って帰れるとします。Bでの滞空時間は今回無視します。F-Xは爆装可能で、誘導爆弾を4発装備可能ですが、そうなると航続距離が1600㎞(片道800㎞)となってしまいます。すると当然Bまで行って帰れません。しかしBまで行って爆弾を落としたいとすると空中給油機が必要です。しかしこの国には空中給油機がありません。ならば出撃地点Aの飛行場を200㎞Bまで近づけて対処する、とすれば聞こえはいいかもですが、実際そんな事しませんよね。ゲームでは簡易飛行場何て作れる事もありますが、そうそう基地を移動するなんて非現実的です。機体はジェット機ですしね。

じゃあどうするか?現実的には、個人的考えですが、誘導爆弾を半分にして増装付けてBまで飛ぶのが正しくないですか?F-16Cの最初のデータにある様に、増槽は1つ1.4~1.6t。F-Xも同性能と考えると爆弾は2000lbs(1.8t)であるならば、そいつを2発外して増槽x2装備でも兵装変化による装備重量の誤差は殆どありませんよね。寧ろ軽くなっています。そして爆弾を半分にして増槽2個積んだら間違いなく航続距離は伸びると考えられます。そうするとBまで飛んで行って、攻撃力は落ちますが、爆弾落として帰れるぐらいになるかもです。最初のF-16Cの実機のデータから考えても、爆装しても空対空任務時と航続距離は変わっていませんから多分間違いではないでしょう。色々強引ですがね。

雑誌やネットなんかで航空機の画像見ても増槽と対地装備は大体セットになってます。映像とかで爆弾を沢山抱えてバラバラと落とすシーンもありますが、あれは訓練や近距離からの支援時と私は捉えています。もしかしたら増槽を付けて離陸し、攻撃前に落としたとも考えられます(本当に自己都合に偏った考察になりますねぇ)。そうなると実際は増槽が爆弾とセットになっているのが現実的ではないでしょうか。すると、大戦略では増槽なしの非現実的な運用をしている事になりませんか?どうして増槽を装備しないのか。何故爆装して航続距離が落ちる分の埋め合わせをしないのか。個人的には随分前から不思議に思っていましたが、大艦巨砲主義!の記事を見て大戦略でのそれは間違っている事が分かり、やっぱり、と確信しました。

爆弾積んで燃料同じならバランスが崩れるからゲーム的解釈で増槽なしにした。そう考えられるかもですが、大戦略は現実をシミュレートした、パーフェクトでは、現代戦のゲームが売りです。なのに現実を無視するのは如何なものか。燃料が空対空装備時90、対地装備時80なら問題ないかもですが、それはF-16Cだからです。他の航空機ではそうはいきません。酷いのでは燃料が30%も低下しているものがあり、ゲームでは飛んで行って爆弾落として直ぐ帰らないと落ちる、なんて事が多々ありました。でもそれも増槽を装備をして補完すれば燃料が空対空装備時と比較して極端に落ちる事が防げて、F-16Cの時の様に許容出来る範囲になったのではないでしょうか。そう考えるとF-16Cの爆装時の燃料80は増槽を装備したと考慮されつつも、空対空装備時と差をつけたと考えられなくもないですが、それなら他の機体もそうすべきです。ただでさえ一部優遇で兵器のバランスの悪い大戦略なら尚更です。それをしないから使えない航空機が多々あり、空港が前線近くになかったら生産しても運用出来ないくらいなんですから、バランスが悪いどころか兵器として登場しているレゾンデートルすらない事に。登場兵器が〇○○もあります!何て謳ってはいますが、実際はこうしたただ登場しているだけの、バランスと存在意義を放棄した、水増し兵器が多いんじゃないか?何て邪推しちゃいます。確かに現代戦では敵地上空に長時間滞在することは危険で、積んだ爆弾投下したらすぐ離脱するでしょうけど、大戦略ではせめて目標を選べる時間くらいは与えて欲しいものです。

ゲーム中に増槽を登場させるのは既に他の大戦略系では行われています。SEGA系ですが、今から20年以上前から導入されており、私も使ってて重宝しましたね。使い捨て装備とはいえあるなしでは全然違いましたから、大戦略の本家でも採用して欲しい所です。

更にアドバンスド大戦略(初代)においては、以前にも結構話題にあげていますが、このゲーム特有の戦闘シーン時の武器の射程システムが導入されており、この値が高い方から先制攻撃が可能でした。だからティーガーⅠとM-4シャーマンが戦うと常にティーガーⅠの88㎜が先制するので何とか残ったシャーマンが反撃すれどもダメージを与えられない、何て事が起きてましたが、そりゃそうですよねぇ。で、この話と増槽に何の関係が?と思われるかもですが、この初代時、武装変更による射程への影響があり、世界初の実用型ジェット戦闘機Me262が通常時ならいつも先制で暴れまくっていましたが、爆装すると射程が下がってP-51ムスタングと同じになり、戦うとかなりダメージを喰らう、なんて事まで再現されておりました。SEGA、恐ろしい子。これが段々進化して、増槽とか爆弾装備時に射程は低くなれども戦闘時に投棄して通常時の射程で戦える事まで出来たので圧巻でした。こうした拘りが感じられない本家大戦略の開発者はSEGA開発スタッフの爪の垢を煎じて飲むべきですよ。私は拘りがゲームとしての質を底上げすると感じています。もしそれが出来ないなら、他の部分をカットしてバランスを計るべきです。でもその前に思考ルーチンが…(血涙)。

さて、パーフェクト4.0がもしあるならば、航空機の爆弾搭載による航続距離低下を増槽で補う為、増槽という新たな武器種と枠が欲しい所ですが、それが駄目ならF-16Cの様に増槽分を補完した様な燃料設定をすべきではないでしょうか。今回の検証ではっきりしましたが、爆弾を積んだからと言って現用の運用においては航続距離に通常時と変わりがない事が判明しましたしね。それにパーフェクトのマップは広大なのに、また広大でなくても、空港や空軍基地が少なくて航空機の運用が難しい所がありますので、それらをふまえて現実とゲーム的にバランスを取って修正して欲しいですね。マップが戦略モード非対応なのを考えるととてもそういった事は考慮に入れて貰えなさそうですが…。そのせいかCPUは航空機を殆ど生産しません。生身の人間がやって一苦労なのをCPUが真面に運用出来るなど不可能なんでしょう。だからこそ航空機には増槽の装備、もしくはそれを考慮した燃料搭載量にして欲しいですね。

長くなりましたがこの辺にて。コメント返しは後日にも~。

(09:13) - TRACKBACK(0) - COMMENT(1)

コメント返し 2015/12/14 - HOME - 大戦略とWG:RED DRAGON

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ミラー - URL

増槽を積む事を前提とした場合、問題として空戦機動への影響による回避率低下や対空攻撃の命中率低下があると思います。
優位な射撃位置に着けないので…
また、途中投棄の問題もあるので…

更に滑走路の距離の問題で爆装をした状態で燃料搭載量を制限する場合があるので、空中給油を離陸後に受けるのです。

以上から大戦略の滑走路は短いという推定も…
B-52あっ…

2015.12.12(18:14) - #- - [EDIT]

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